南米(主にメキシコ)で栽培されているシソ科サルビア属ミントの果実の種が「チアシード」と呼ばれているものです。
一粒直径2mm程度のゴマのような形をしたチアシードは、無味無臭ですが、食物繊維、αリノレン酸、アミノ酸といったものがたくさん含まれています。
また、種子の表面にある食物繊維が、水分や胃の消化液に触れると、おおよそ10倍の体積に膨張するという性質を持っています。
この水分を含むと10倍に膨張するといった性質のおかげで、満腹感が得られるといえるのです。
早くから満腹感を得るためには、スプーン約1杯(1回4g~9g程度)のチアシードを、食事の30分~1時間ほど前に摂取するとさらに効果的なのだそうです。
このように食事の30分~1時間ほど前に摂取すれば、食事を始める時点である程度の満腹感を感じているおかげで、食べすぎを防止することができるのです。
6